
うるう年の誤認識で発生したPS3の不具合ですが、編集部でも数台が尊い犠牲となりました(既に直りましたが)。改めて危機管理を実感したのですが、ユーザー側としては対処のしようがない事が多く、企業の責任が問われてしまう事も少なくありません。当編集部でも日夜修練を積み、生命の危機に直面しない誌面作りに邁進する所存です。角で殴るのは無しです。
今週はソフトが少なめですが、土曜日に『ポケモンレンジャー 光の軌跡』もあるのでなかなか油断できません。

▲今週のDSソフト。4本のアルティメットヒッツは全て通常版と同じバージョンでした。

▲今週のPSPソフト。『アーマード・コア ラストレイヴン ポータブル』には5との連動キャンペーンコードが付いているぞ。

▲今週のPS3と360ソフト。PCで去年発売された『信長の野望・天道』が家庭用に登場。シリーズ数も多すぎてよくわかりません。
先週レビューをやりすぎたので、今週は少なめに抑えていきたいと思います。
プレイ時間:30分
突然荒廃しきった建物内で記憶喪失状態で目覚め、わけがわからないまま化け物を倒しつつ、記憶を取り戻すために黙々と進むFPSアクション。左スティックで移動、右スティックで視点移動、L2・R2ボタンで攻撃と、従来のFPSと同じ操作系なのですぐに慣れる。時折、曲がり角で人影が通り過ぎたり、ゲーム中に入手できるボイスレコーダーの音声がノイズ混じりなど、ホラー要素が多分に含まれているが、驚かせるというよりも不気味さや廃墟感を出す効果が強い。FPSは遊び始めるとはまってしまうのだが、ふと我に返ったときの疲労感はとても大きい気がする。
インストールで経過状況がさっぱりわからない度:★★★
プレイ時間:20分
3×3マスの陣地に、自分のクリーチャーを5体召還した方が勝ちという、かなり単純でわかりやすいルールのカードゲーム。カードゲームは敷居が高く、今まであまり触れてこなかったのだが、単純なルールでもクリーチャーの種類が多く、デッキの組み方によって、いくらでも奥が深くなる。300種類以上のカードがあるので、デッキ編集を始めると時間がかかるのはカードゲームの宿命だと思うが、各デッキごとにカードの枚数が独立しているのはちょっと頂けない。たとえば、Aというカードを「デッキ1」と「デッキ2」に登録したい場合は最低2枚必要で、登録するデッキ毎の枚数が必要になってしまうため、デッキを作るときに面倒。
人と対戦するときは穏便に度:★★★
プレイ時間:30分
PS2版の「.hack//G.U」が完結してから早3年。今作はついにまとめ的な、今までのキャラクターが総登場という内容。ハードをPSPに移行したためか、操作やシステムが変更されたが、タイミングゲージ制になった連撃がなかなか面白い。タイミングが一定ではないため常に注意していなければならないし、クロス連撃時のハニースポットも見逃せない。また、過去の作品に深く関係しているので、おさらいする意味でも懐かしく、シリーズを通してプレイしている人ならより楽しめる。また、ボス戦のBGMもテンションが上がるので、ぜひ聴いて欲しい。
はやく双剣以外を使いたい度:★★★
今週は『.hack//Link(絶対包囲パック)』を取り上げたいと思います。

▲下は予約特典の『.hack//DRAMATIC DVD』。『テイルズ オブ グレイセス』とのコラボレーションやスペシャルインタビューなどが収録されています。

▲絶対包囲パックの中身。「旧約碑文」は今までのシリーズについて、「新約碑文」は今作についてまとめられています。新約にはクリア後に読むよう注記されています。
この限定パックにはブルーレイディスク(以下BD)『.hack//re-birth』とDVD『.hack//historical』が付いており、BDには今までの.hackの映像作品の1話とボーナスディスクの映像、ラジオ番組の新録が収録されています。収録作品は以下の通り。

▲パッケージの裏面。BDだけCEROがCになっています。おそらく『.hack//GIFT』の温泉が原因ではないかと推測。
収録時間も200分と半端ないので、見るだけで一苦労です。また、BDなので画質が格段に向上していて、大画面で見ても16:9(1080i High-Definition)で画像がぼやけることが一切無かったのには脱帽。しかし、テレビで放送されたアニメは1話分しか収録されていないので、かなり物足りません。今後BD-BOXなどが発売されるのでしょうか。ちなみに、『.hack//GIFT』はPS2『.hack』の全巻購入特典、『.hack//G.U. Returner』は『.hack//G.U.』の全巻購入特典となっています。
また、DVDには各映像作品のダイジェストが入っています。映像、小説、漫画とメディアミックスで複雑になっている本作品ですが、せめて映像作品だけでもまとめてみようという気概が感じられます。こちらのDVDも138分収録で見ごたえがあり、ダイジェストとはいえ各シリーズ30分以上収録されているのには圧巻。

▲ディスクのレーベル面。2枚で338分の気が遠くなるボリューム。過去には『ゼノサーガ』の予約特典で4時間以上のDVDがついていた事もあったなぁ。
以下に軽くストーリー紹介でも。順番はDVDに収録されている順番です。
主人公の司が『The World』からログアウトできなくなってしまうところから物語は始まる。キャラクターサイドから未帰還者を捉えたシリーズ初公開アニメ。TV放送当時からゲームとリンクしていて、全シリーズ通して方向性をうまく示すことができた。
主人公の水無瀬舞は未帰還者になってから唯一現実世界に生還した高校生。現実社会から事件を捉えたシリーズで、一極集中型のPC管理社会の脆弱性などを描写している。なお、本作品は.hackのゲームに同梱されているアニメで、4巻が1年足らずで発売された。
オルカに誘われた主人公カイトが、スケイスに襲われたオルカを救うために『The World』の謎を解き明かしていくPS2用ゲームソフト。全4部作で各巻毎にいろいろな追加要素があり、かつ1年以内に全てが発売されたため飽きることなく遊ぶことができた。ちなみにこのときから、『G.U.』に登場する八相の存在は出てきています。
PS2「.hack」の事件から4年後の『The World』を描いたアニメ作品。伝説のプレイヤーとなった『.hack』の主人公達。主人公シューゴはカイトのキャラクターを使用して『The World』を冒険するのだが、アウラから「カイトの腕輪」を受け取り未帰還者となった妹を救うために奔走する。唯一のSDキャラクターで全編描かれている。
『The World』は度重なる事件の連発で壊滅的な打撃を受けサービス終了。その後、発展系の『The World R:2』での出来事を描いたアニメ作品。主人公のハセヲは初めてログインしたときにPK(プレイヤーキラー)にあったが、オーヴァンというキャラクターに助けられた。その後オーヴァンが率いる「黄昏の旅団」に入り成長していくというストーリー。
『.hack//Roots』の続編となるPS2用ゲームソフト。全3部作で、こちらも1年以内に全て発売されている。意識を失った志乃を救うために奔走する主人公ハセヲ。碑文使いとなり、志乃の事件と深く関わるオーヴァンに戦いを挑む。
以上です。とても短く概略のみをまとめてみましたが、改めてこのシリーズの大きさを実感します。しかもまだコミックや小説などは登場していません。前述の通り、今回の『.hack//Link』は過去の作品に深く関わっているようなので、シリーズ初プレイという方は必ずDVDを見て過去に何があったのかを理解してから始めることをお勧めします。筆者としては、印象的な主題歌やイメージソングが大好きなので、その点に注目してもらえると嬉しいです。特に『G.U.』の主題歌はいつ聞いても泣きそうになります。
※上記は全てライターの私的な感想です。また、発売された全てのソフトが必ず紹介されるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。




